週記(2024/04/22-2024/04/28)

04/22(月)

午後2時起床。食事した後少しだけインターン関連の調査を行い、午後3時半から定例会に出席した。

進捗報告で先ほどの調査について触れたところ、別部署の詳しい人に聞けばすぐ解決できそうなのだからそうすべきと指摘を受けた。まさにその通り。別のプロジェクトでの件も合わせた質問用ミーティングが開かれそうになったので、それは自分にとっては過剰だなと思っていたが、結局テキストベースのやり取りを行うということで落ち着いた。気軽な形でありがたい。

勉強会はOptunaの話だった。評価関数の形を予測するというふわっとしたイメージがあったが、これにはカーネル密度推定という名前の付いた手法があって、それをもとにどう探索するかという部分にもいろいろ工夫があるらしい。ここでもベイズの定理が登場するようだ。

Yandex Cupの賞金振り込みについて、PayPalは使えないとの連絡が来た。あとは親の銀行口座に送ってもらうか、自分で開設するか。ちょっと調べただけでは現在ルーブルの取り扱いをしている銀行が見つからなかったため、地方銀行ではまず無理だろうということで仙台に戻ってから都市銀行の口座を作ることにした。

Yandex Cupの賞金振り込みが遅いなと思っていたら、ゆうちょ銀行への送金に失敗していたらしい。とりあえず、以前ダメと言われたPayPalが使えないか改めて聞いてみることにした。

週記(2024/04/15-2024/04/21) - kotatsugameの日記

食事、入浴を挟みつつ先週の週記を書いて、日付が変わる前に投稿。日曜日の部分が少し穴あきだったが、それも追記して埋めた。

ハーメルンでR-18小説「好感度を1上げる能力」を読了。テンポの良さで導入の丁寧さと簡潔さが両立されていた。

https://syosetu.org/novel/337948/

毎月恒例ラノベの新刊チェックを行った。39冊買おうとして、多すぎるなと思い6冊減らして注文を確定した。シリーズ1巻を買ったらその先も買い続けたいというこだわりがあるので、減らしたのはどれも新作。1巻から積んでいるシリーズの続刊なんてまた積むに決まっているのだが、このこだわりの止め時が見当たらない。

修論と少し格闘して午前6時前就寝。

04/23(火)

午後3時起床。食事してからはずっと本を読んでいた。

午後8時頃、少しだけ公文式の教室に顔を出した。今日はこの時間になっても生徒が多く残っていて、まだ忙しかった先生とはあまり話ができなかった。すぐ帰るのも寂しかったのでその場にいた高校一年生と話をしたのだが、せっかく質問してもらっても高校時代の勉強の話を何一つ覚えておらず、まともな返答ができなかった。ただ邪魔しただけになってしまい申し訳なさを感じる。

午後10時になってから食事。昼食が遅かったので自分だけ夕食をずらしてもらった。しかしこの夕食が今回の帰省で最後に両親と食卓を囲むタイミングだったことに気づき、ちょっと悲しい気持ちになった。

日付が変わったくらいで本を読み終えた。先週日曜日に買ってきた「国歌を作った男」。1本は別の短編集で読んだことがあったが、内容を完全に忘れていたため今日もまたオチで衝撃を受けた。ただこれは今回の短編集の中では異色の作品で、ほかは大なり小なり暖かさのある終わり方だったと思う。

「パニック──一九六五年のSNS」はミステリ風味。

週記(2022/10/31-2022/11/06) - kotatsugameの日記

表題の「国歌を作った男」は、短編集をまとめ上げるために必要な要素は含んでいるのかもしれないが、人種に関する部分だけ浮いているようで違和感。また帯の煽り文から受けるポップな印象とも異なり、あまり好みではなかった。逆に、特に好みだったのは「料理魔事件」、「三つの月」、「十九路の地図」。

一つ目は主役二人のとぼけたやり取りが笑いを誘い、真相のエグみを和らげている。二つ目では米澤穂信さんの「さよなら妖精」を想起した。あとがきには「パニック──一九六五年のSNS」のラストが影響を受けていると書かれていたが、おそらく異国人とのすれ違いを受け継いだそちらに対し、こちらではすれ違わなかったifの世界が描かれたように感じた。三つ目はストレートに状況が好転していき爽快な読後感を得た。

入浴後、ラノベ修論・日記といろいろやって午前6時就寝。

04/24(水)

午前11時半起床。昼食を摂って荷物をまとめ、母に駅まで送ってもらった。新幹線は北陸、東北共に外国人観光客だらけだった。

車内でラノベ「怠惰な悪辱貴族に転生した俺、シナリオをぶっ壊したら規格外の魔力で最凶になった」を読了。面白かった。原作主人公を叩き潰し何もかもぶっ壊す、と決意しておきながら人助けしたりと行動がブレブレな主人公だが、むしろそれが良い。完全に悪役となるのは悲しいし、かといって最初から友好的な態度をとるのも不自然。

午後5時頃仙台に到着。その足でゲーセンに向かい、8クレプレイした。なんだか精度が悪く特に成果はなし。丸亀製麺を食べて午後8時前に帰宅。

シャワーを浴びた後、明日のセミナーに向けた準備をした。午前3時までかけて一区切りつけ、その後修論の英訳を書き足して午前6時半就寝。

04/25(木)

午前11時起床。二度寝できず1時間ほど布団で横たわっていた。昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて降水確率40%と予報されているのを心配しつつ、原付で登校。学食で食事してセミナーの教室に向かった。

午後1時からセミナー開始。いつの間にか指導教員の先生が連絡を取っていたらしく、急に学内の別の先生が二人いらっしゃってかなり緊張した。今日話そうと準備していた話題は二つあって、片方は専門的な話だったからボロは出なかったが、もう片方は線形代数微積分学の基礎的な理論を用いて議論するもので、学部レベルの知識が身についておらず失笑を買う場面があった。ただ一人で準備して詰まった部分を解決してもらえたのでありがたい話ではある。

後輩が集中講義に向かうのを見送った後、先生と修論英訳に関する打ち合わせをして解散。学食で食事して午後7時過ぎに帰宅した。天気が崩れなくて一安心。

帰宅後、CF #941のテスターをした。この回は去年のYandex Cup Finalから1問使われるということで、Telegramで参加しないようお達しが回ってきていた。同時にテスター募集もしていたので、せっかくだから応募してみたという経緯。今週土曜日のコンテストなのでここに感想を書いてもよい、が、土曜日の日記のほうに書くこととする。なぜなら、コンテストが開催されてからでないとわからない情報も交えて書きたいから。

シャワーを浴びて午前0時からSRM854に参加した。

https://community.topcoder.com/stat?c=round_overview&er=5&rd=19727

Easyはなかなか難しい。集める点をxとして計算したところ、|B_i-x||x|の線形和になった。中央値が最適となる典型に見えるが、重みが負だったりしてよくわからない。ただx=B_iあるいはx=0のみ試せばよいことは証明できたので、そうした。左右に1ずらしたときの差分を考える手法で、x=\pm\inftyが最適でなければ任意の重みに対してこのことが言えるようだ。真面目に考え込んでしまいかなり時間を食った。

Medは「以上」で数えて包除原理を行い「ちょうど」に書き換えるだけでほぼ自明。Hardは何もわからなかったので、パターン数の計算から出る自明な上界を埋め込んで提出した。

システスではEasyがバカスカ落とされていた。どうやら最初から揃っているケースの処理を忘れた人が多かったらしい。Hackで点数を稼いだ人の提出も落ちていき、Hardを落とされつつも2完確保した自分の順位はそれほど下がらなかった。最終的には5位。ただレートは2910→2904(-6)と下がってしまった。なかなか厳しい。

CFのテスター作業の続きとして問題文のチェックをしていた。これが午前4時くらいまで。その後何をやっていたのか定かではないが、Chromeに履歴がないのでたぶんスマホYouTubeでも見ていたのではないか。午前6時前に就寝。

04/26(金)

午前10時半起床。昼休みで混み合う前に大学生協でいくつか用事を済ませてきた。

まずはラノベの受け取り。いつの間にか18冊溜まっていたので、受け取った後一度帰宅して荷下ろしした。購買が空いているタイミングだったので行列を作ったりすることにはならず、よかった。

その後食事を済ませたら正午近くなって、生協前は大混雑。ただメガネ屋まで混むわけはないので、新しいメガネは問題なく受け取れた。フレームがしっかりしているメガネは本当に久しぶり。顔を押さえつける感覚が嫌いだったが、緩めにしてもらったらあんまり気にならなかった。

その場で新調することに決めた。帰省から帰ってきたら受け取る。

週記(2024/04/15-2024/04/21) - kotatsugameの日記

帰宅して荷物を整理し、また外出。月曜日に行っていた都市銀行に口座を開設する話で、三菱UFJ銀行に行ってみることにした。どうせ銀行窓口なんて信じられないくらい待たされるんでしょう、とラノベを1冊掴んで行ったが、あにはからんや即座にタブレットの前に通されて手続きが開始された。本当にただのタブレットにブラウザを表示しているだけだから、入力時の予測候補に平気で他人のメアドが出てきて仰天。

口座の開設目的について、外国からの送金を受け取るという選択肢はあるのだが、何の送金かまで答えなければならない。当然賞金なんていう選択肢はないので、どうすればいいか人を呼んで聞いた。この際バカ正直に「普段使いしている口座では受け取れなかったので来た」「今回の送金を受け取ったら用済み」と答えたらかなり渋い顔をされ、口座開設が銀行と個人の取引の開始という重大事であることを認識した。

手続きの最後に、通話が繋がっていくらか質問を受けた。上で述べたことを再度説明したほか、賞金を受け取ったのがプログラミングの大会であること、またプログラミング関連の仕事で給与があることを話した記憶がある。通話が切れ、無理そうだなと思いながらしばらく待っていたら、なんと口座開設に成功した。何が決め手だったのだろう。やはり実家から持ってきた印鑑を登録したのが良かったのだろうか。

その後ゲーセンに向かった。今日は新曲埋めでも特に14+をプレイ。ずっと逃げ回っていたので未プレイ曲が溜まっており、今日解禁したものも含め7譜面埋めた。うちAJは4譜面。

「FLUFFY FLASH」が出たのはかなり驚きである。初プレイでいきなり2アタ、3プレイ目で揃った。今日は手の動きが速かったらしく、例えば最後のトリルは追い越しかけた記憶がある。途中に一瞬だけ降ってくる大宇宙ステージが難所で、ジタバタしたらたまたま通った。入りすらよくわかっていない。

「エータ・ベータ・イータ」の縦連はちゃんとスライダーの上下に手を置くことを意識したらうまくいった。それにしても赤10個はうまく行き過ぎだと思う。あと二つはまあ簡単。

また「MarbleBlue.」のSSSが出たのは嬉しい。譜面動画を見て無理そうな雰囲気を感じていた。特に「AstrøNotes.」を苦手としているためその引用部分が厳しいだろうと思っていたのだが、案外擦れる。擦りの入りに目立つ4鍵階段があるのが大きい。しかしこれならと思って「AstrøNotes.」をプレイしても1回しか通らなかったし、その回は1アタだった。無念。「AstrøNotes.」のほうが少し速いようだ。

疲れたのでカフェに移動し、軽食を摂ってからラノベを開いた。広い店内はガラガラで、心配にはなるが罪悪感なくいつまでも居座れる。結局閉店時間の午後10時まで読みふけっていた。

再度ゲーセンに移動。先ほどまでのGiGO仙台ではなく閉店の遅いスーパーノバ仙台一番町店へ……と思ったらいつの間にかその店もGiGOに変わっていた。まあ名前が変わっただけに見えるので問題なし。

金曜日は東北大学音ゲーサークルの定例の集まり、いわゆる「金曜奴」が開催される日で、音ゲーコーナーは大混雑。さすがに店を変えようかとも思ったが、案外CHUNITHMをプレイする人が少なく、待ち時間は短かった。店を変えると閉店時間が早まるため、ここで粘っていたのとどちらが多くプレイできたかは謎。

ここでは14+の未プレイとして残っていたULTIMA 2譜面を埋め、未鳥1に戻ってきた。「BlythE」の2アタは奇跡。序盤で出してしょんぼりしながらプレイしていたら後半がAJで通った。多分もう無理だろう。

今日は20クレ+7クレプレイ。ラーメンを食べ、ドンキに寄って日付が変わってから帰宅した。早速Yandex側に銀行口座の情報を送った。

シャワーを浴び、ラノベを読んで、午前6時過ぎくらいに寝落ち。

04/27(土)

午後2時前に起床。Universal Cup Semifinalに向けチーム練習をする。セット決めでもたつきながらもこどふぉGYMから星5のコンテストを見繕い、25分くらいに開始した。今日は「2019 Petrozavodsk Winter Camp, Yandex Cup」。

Dashboard - 2019 Petrozavodsk Winter Camp, Yandex Cup - Codeforces

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午後9時からABC351に出た。

AtCoder Beginner Contest 351 - AtCoder

Cまではよい。Dはまず磁石に隣接していないマスをUFで結んでから各連結成分の外周を考えた。Eは45度回転。Fはやるだけ。

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Dashboard - Codeforces Round 941 (Div. 1) - Codeforces

Dashboard - Codeforces Round 941 (Div. 2) - Codeforces

テスター作業は、GYMのコンテストに招待され、そこでdiv.1とdiv.2まとめてバチャを走る形で行われた。後から問題文についてはチェックしたが、それ以外は特別テスターらしいことはしていない。実はupsolveもまともにしておらず、自分が解いたのはdiv.2のAからF問題、つまりdiv.1ではD問題までだった。

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www.youtube.com

過去の動画がPCストレージを圧迫しており、そろそろ何とかする必要がある。消すのもなんだか良くない気がしたので、外付けSSDを買ってそちらに溜め込むことにした。Amazonで500GBのものを購入。安くて大容量のものが引っ掛かり不安になったため、商品名の先頭にメーカー名が入っていることなどを条件に探した。

https://amzn.asia/d/dxxKfuN

ラノベ「スクール=パラベラム」2巻を読了。とても面白かった。1巻のように依頼を受ける形でトラブルに関わる主人公も良いが、今回のように友人関係を伝って問答無用で巻き込まれていくほうが好みである。日常からシームレスに戦闘や陰謀に繋がっていく感じが楽しそうでワクワクした。また設定やキャラの掛け合いといった1巻から面白かったポイントもそのまま残っている。総じて非常に満足できる作品だった。3巻で完結する予定らしいのは残念。

午前8時過ぎに寝落ちした。

04/28(日)

午後3時過ぎ起床。今日はコンテストがない。途中寝落ちを挟みつつ、一日中ラノベを読んでいた。3冊読了。

「魔王の元側近は勇者に転生しても忠誠を捧ぐ」。パッケージングがいかにもお色気系のテンプレといった雰囲気で、正直それほど期待してはいなかったのだが、思いがけず面白く読めた。主人公が泰然としていて圧倒的。ヒロインたちの痴態にも変に振り回されず、堂々と対処しているのが良かった。

なぜ期待していないのに買って読んだのかというと、それは自分が「学園長」やそれに準じる立場に特別なものを感じているから。学園モノも好きだし組織の長も好きなので、組み合わせれば最高じゃないかと思っている。ただ、主人公が学園長というのは今知っている限りでは他に「王様のプロポーズ」くらいしかなく、どちらも突然就任している点が残念。もうちょっと権威付けが欲しい。いっそ学園創設から関わってくれていたらよいのに。

「許嫁が出来たと思ったら、その許嫁が学校で有名な『悪役令嬢』だったんだけど、どうすればいい?」4巻。面白かった。バスケの大会シーンは主人公が大活躍で良かった。その後のシーンでもヒロインと順調に仲を深めているようでニマニマしていたが、ラストでこれまで名前だけ出ていた本家筋のヒロインがついに登場して許嫁関係がピンチ。一体どうなる!?というあらすじの振りは次巻に持ち越された。しかし4巻発売に当たっても売り上げがかなり厳しかったようなので、5巻が出るか不安。頼むから出てほしい。

「ツンな女神さまと、誰にも言えない秘密の関係。」。これも面白かった。やはり半同棲ものは良い。主人公とヒロインが双方生徒会長ということで、それに絡めた何かがあるかなと思ったが、今のところ生徒会で顔を合わせるくらいしかこの設定は活用されていない。学校行事を一緒に成功に導く、みたいなストーリーを妄想したので今後に期待。

午前7時からは日記を書いていた。午後3時半くらいに眠気に耐えかね就寝。