週記(2024/01/08-2024/01/14)

01/08(月)

午前10時少し前に何とか起きてセミナーに臨んだ。

これ面白そうだな~くらいの軽い気持ちでピックアップしておいた論文について言及したら、まともに読めていないところに「あなたの修論とどんな関係がありますか?」「この論文について何か研究テーマになりそうなところがありますか?」など突っ込んだところを聞かれ、正直にない・わからないと言ったらやる気がないとボロクソにけなされて本当に最悪の気分になった。

無理やり話を打ち切り、今度はちゃんと関連する文献も含めて目を通しておいた論文の話をしたところ、そちらはそこそこ丁寧に準備されていて印象が良いという評価を受けた。終わりよければすべてよしということで……。ところで、今日のセミナーは終わりでも今後の研究計画がまだ決まっていない。明日の深夜にもセミナーをすることにして正午前に解散。

cybercatsのぬいぐるみをついに受け取った。思ったよりしっかりした作りで、手で揉むと確かな弾力を感じる固さが好ましい。

自分が寝ている間にcybercatsから賞品のぬいぐるみが届いていたらしい。今から再配達を頼むわけにもいかないため、来年帰ってきてから受け取ることになる。

週記(2023/12/25-2023/12/31) - kotatsugameの日記

その後夕方まで先週の週記を書いていたが、眠気の限界が来たため午後5時半から午後9時くらいまで仮眠を取った。さらに書き続けて日付が変わる直前に投稿。今週もコンテストは穴だらけである。

ハーメルンで「【ポケ釣り】知らないポケモン釣ったんだが【知識求む】」を読んだ。まだ3話しかない。各話タイトルを見て今のところ掲示板回だけかと思っていたのだが、後半部分に別視点があって嬉しかった。

syosetu.org

夜明けまでかけて週記のOUPCの部分だけ完成させた後は、ずっとTLやYouTubeを眺めていた。リゼ・ヘルエスタさんの投稿された動画が非常に良かった。配信でも配信の切り抜きでもなく、動画スタイルが一番好み。

www.youtube.com

シャワーを浴びて寝ようとしたがうっかりABC331Gに取り組み始めてしまい、かなり時間を溶かした。ABC331はYandex Cupの閉会式中に開催されたコンテストで、結局Gが解けなくて懇親会中に他の参加者に解法を教えてもらった思い出がある。今はその出来事だけ覚えていて、肝心の解法をすっかり忘れ去っていた。

コンプガチャだからと確率pなら期待値1/pという話を使おうとしてかなり迷走していた。当時もずっとそんな感じの解法を考えていた気がする。この方針、取り出したカードの種類の集合を考えているとどうしようもない。その状態に至る確率がカードを取り出した順番にどっぷり依存していてどうにもまとめられないのだ。公式解説の解法2のようにカード自体の集合を考えるとうまくいくというのは驚き。

諦めて解説をチラ見したところ、太字で「包除原理」と書いてあるのが目に入り、その瞬間すべてを理解した。また当時教えてもらった計算方法の記憶も蘇ってきた。あとは公式解説の解法1と同じものを再現して終わり。

Submission #49173357 - Daiwa Securities Co. Ltd. Programming Contest 2023(AtCoder Beginner Contest 331)

午前10時就寝。

01/09(火)

午後5時半起床。予約したラノベが年末年始の間に18冊溜まっているため、今日はそれを受け取りに行く。本当はもっと人の少ない昼下がりの時間帯に行くつもりだったのだが起きられなかった。

一応レジ待ちの人がいなくなったタイミングを見計らったのに、本を確認してレジに通してもらっている間にどんどん行列ができていった。5限が終わる時間になってしまったというのが一つ、もう一つは別の有人レジのレジ締めが行われてしまったから。やはり来るのが遅かった。結局自分の会計が終わるころには10人以上並んでいたと記憶している。

学食でカレー中を2皿頼んでフードファイトし、帰宅。

TUPC2023の情報が出ていた。自分は昨年同様にテスター作業をすることになっているが、運営側にはノータッチだったためTLに流れてきてびっくりした。肝心のそのテスター作業にはまだ手が回っていない。忘れているわけではないので、関係者の方々はもうしばらく待ってほしい。

深夜のセミナーに向け論文サーベイを行った。複数の論文で「この文献にある手法は一般の場合に応用できる」とあったが、その参照先を読むとそういう話は影も形もなかったし、自分で考えてみても手掛かりすらちっとも掴めない。この辺りに時間をかけすぎて思うほどの量を調べられなかった。

午後11時からセミナー開始。大したことが話せずこのまま進展なしかと覚悟していたが、先生がどこからともなく見つけ出してきた海外の大学の講義録が修論との関連もあるし興味深いワードも含まれていたので、当面の研究計画としてはそれを進めていくということにした。取り組みたい問題も明確になっていないのに何が研究計画かという感じはある。読んでいるうちに何か見つかることを願う。

ところでこの講義録だが、どうやら先生から今日の昼過ぎにメールで送られてきていたらしい。先生が普段と違うメールアドレスを使っていたため東北大メールのほうで迷惑メールフォルダに振り分けられてしまい、メインのメールアドレスに転送されて来ず、結果セミナーで直接言われるまで気づけなかったようだ。そういうこともあるのか。ちょっとこれは対策のしようがない。

如何にも時間に追われて捻り出しましたという感じになってしまったが、とりあえずこの先しばらく何をするかが決まったということで、先生から博士課程進学の承認が出た。承認してもらわないと進学願書が出せず、その締め切りが明日、というか日付が変わってもう今日に迫っている。それで昨日から立て続けにセミナーしてもらっていたわけだ。

正直なことを言うと博士課程進学は意志さえあればOKなんだと舐めていた。実際はこうやって指導教員から承認を貰うところで躓いてしまったし、この後修論審査も控えている。進学後の研究計画もあいまいでまさにお先真っ暗。……なんてことを書いてみたが、1年後2年後のスパンで物事を考えたことがないので、心の中ではなるようになるさとしか思っていない。

気が抜けてうっかりカクヨムに没頭。昔読んだ部分の読み返しをしてしまった。何とか切り上げた後はネットサーフィンを始めてしまい、午前7時。シャワーを浴びて布団に入り、1時間ほどハーメルンを読んで寝た。

01/10(水)

今日は午後3時からホスフィンと、彼の所属する研究室の小部屋に集まって修論執筆合宿をする予定である。午後1時という微妙に早い時間に目を覚ましてしまい、二度寝もできず布団でYouTubeを見ていたら午後2時半になってしまった。先生から博士課程進学の承認を示すメールが届いていたので、それを添付して進学願書を提出してから出発。学食で食事もしたため30分ほど遅刻して到着した。

PCの電源ケーブルを忘れたことに気付いた。バッテリーは10時間以上持つし終電までには帰るから大丈夫だろうと考えていたが、二人であれこれ話しながら書き進めるのが思いのほか楽しく、結局午前2時半にバッテリーが切れるまでずっとその部屋にいた。夕食は午後9時前くらいにコンビニでカップ麺を買って食べた。

11時間PCと向き合っていたわけだが、文章量的にはそれほど進んでいない。ホスフィンの修論をチラ見したり書き方Tipsを聞いたりしているうちに、放置していたイントロをまず書かなければならないことに気づいて、そこを書いているうちに話の流れを修正したくなって……という感じでこれまで書いたものを並べ替えている時間が長かった。あとは息抜きとか称してお互いの研究の話をしている時間もあった。

終電はとっくの昔になくなっているため徒歩で帰宅。途中神社に寄ったりコンビニでパンを買って食べたりしていたら1時間くらいかかった。深夜にウロウロすると気分が高揚する。石段を下りるのはスリリングだった。ただ写真では上から見た時の怖さと下りきった後の達成感をうまく表現できない。

亀岡八幡宮石段 - 仙台市の指定・登録文化財

エアコンを切って出たため部屋が寒く、耐えかねて布団に潜り込んだらすぐさま寝落ちした。午前4時。

01/11(木)

午前10時半に目を覚ました。今日は午後3時半から修論執筆合宿の予定である。二度寝するか起きて家でも書き進めるか迷っていたらうっかりハーメルンYouTubeを開いてしまい、4時間くらい消し飛んだ。シャワーを浴びて学食に寄り、また30分遅刻して到着。

今日はホスフィンのほうに予定があって午後6時半までだった。昨日のことから構成をいじる作業はずっと続けられてしまうと分かっていたので今日は文章を書き進めることに注力。結果短い時間の割にはそこそこ進んだのではないかと思う。

解散後地下鉄に乗って直接ゲーセンに向かい、閉店まで22クレプレイした。今日のメインは01/24までのイベントを走りきること。大型アップデートで通常解禁された譜面にもまだ全然手を付けられていないのにさらに今日アプデがあったので、またずっと新曲埋めをしていた。

今日のアプデではプロジェクトセカイとのコラボイベントが開始した。そのためかそもそも人が多いし、初めてプレイする人もちらほらいたような気がする。仙台駅前は人口のわりにゲーセン、というよりはチュウニズム筐体が多いようで、ここで待ちが発生した記憶がほとんどないのだが、今日はちょっと並ぶことになった。

油そばを食べてドンキに寄り帰宅。今日も部屋が寒い。寝落ちしないようにだけ頑張りつつ、何かする元気もなくしばらくYouTubeを見ていた。シャワーを浴びたら暖かくなって復活。日記を書き進めて午前6時に寝た。

01/12(金)

午後1時半起床。ドンキで買ってきたパンを食べて大学に向かった。

午後3時から2時間半は留学生のセミナー。自分が今週頭に漁っていた論文との関連で、計算複雑性理論に関する話をやってもらうことになっていたのだが、難しかった。これまでチューリングマシンの話なんて影も形もなかったのに、急にそれを使って#Pの定義を正確に行えと言われてもまあ不可能。留学生自身の発表も控えている中時間を割いてもらって申し訳ないなと思う。舵取り役はあくまで先生なので口出しもしにくい。

ただ先生の話を聞くうちに自分としては分かった気になった。そもそもNP問題の定義に決定性チューリングマシンとwitnessを用いるものがあるらしく、このwitnessを数え上げる問題が#Pになるようだ。さらにwitnessとは非決定性チューリングマシンが遷移先を選ぶ際に1bitずつ消費される神託であるという認識をしている。

午後5時半からは自分だけ教室を移動し、確率論セミナーにお邪魔した。今日は同期4人が修論の内容について発表する。何か参考になればと思ったのだが分野が違ってそもそも話についていけない発表が多かった。無念。ただ発表の構成くらいは分かって、以前ホスフィンに教えてもらったものと大体同じだった。みんな先行研究からの流れをちゃんと説明できてすごいな。自分は自分の結果を周辺の論文とうまく関連付けられなかったから……。

終わってTLを開いたら米澤穂信さんの小市民シリーズの新刊発売とアニメ化決定の報が流れてきて声が出そうになった。新刊はもちろん楽しみだし、普段は興味を持たないようにしているアニメもさすがにこれくらいは見たいという気持ちが強い。ネット配信されたらホスフィンに頼み込んで視聴会を開きたいな。

帰宅し、冬のLAシンポジウムの旅費に関していくつかメールを送ったら午後9時を回っていた。20分からyukicoder 414。Advent Calendar Contestに結局一切参加しなかったりで2か月振りらしい。

yukicoder contest 414 - yukicoder

書く:yukicoder

日記を書いて午前6時くらいに布団に入り、久しぶりにラノベを読んだ。「推しにささげるダンジョングルメ」を読了。カクヨムからの書籍化でかなり好きな作品で、改めて読んでも面白かった。最強探索者の主人公がVTuberとなり、ダンジョン由来の物品・スキル・ズレた常識で同僚と視聴者の度肝を抜き続ける感じの話。ダンジョングルメはその一側面に過ぎないと認識している。

1巻では一章が本になった。2巻が出るなら二章だろう。ここまでは文句なく面白かったと言えるが、次に第二部が始まってからはダンジョン要素が薄れてVTuberの話が続いたため、正直そこの印象は薄い。週1回更新で毎週少しずつ読んだからかもしれないので、本になったらまた違った感想があるだろう。シリーズ続刊を願う。

午後1時前に就寝。

01/13(土)

午後4時くらいに起きて一瞬だけAHC028に参加した。申し訳程度にほぼ愚直を書いて提出し、再度就寝。

ALGO ARTIS Programming Contest 2023 Winter(AtCoder Heuristic Contest 028) - AtCoder

午後8時半起床。食事して午後10時からUniversal Cup 18回目、Dolgoprudnyセットに出た。risujirohさんが夜まで用事があるとのことでこの時間になった。CF div.2はお休み。

The 2nd Universal Cup. Stage 18: Dolgoprudny - Dashboard - Contest - QOJ.ac

書く:UC

食事した後は日記を書いたり年末年始で溜めていた他の人のブログ記事を読み漁ったりしていた。午前10時就寝。

01/14(日)

午後3時に親から仕送りが届いて目を覚ました。猛烈な頭の痒みがあったので慌ててシャワーを浴び、再度就寝。

午後8時半起床。慌てて食事し、手元撮影の準備を整え、午後9時からABC336に出た。

AtCoder Beginner Contest 336 - AtCoder

書く:ABC+コードゴルフ

www.youtube.com

年が明けてここ2回のABCは辰年由来だったり2024年由来だったりする問題が多い。wikipediaに記載のある2024の性質がいろいろ出題されたとのツイートが興味深かった。

また辰年由来だと問題名に「loong」が入る。これの意味は「中国の竜」らしい。動画ではずっと「ローング」と読んでしまっているが、最後の「ng」は「ん」だった。確かに龍と書いてロンと読ませるのは見たことがある気がしないでもない。

Chinese dragon - Wikipedia

日記を書いていたがうっかりラノベに手を伸ばしてしまい、「性別不詳VTuberたちがオフ会したら俺以外全員女子だった」を読了。主人公はヒロインを親友だと思い、ヒロインは主人公を彼氏だと思い……というタイプの勘違いがずっと続いていて、お互いすれ違ってドツボにはまっていく様子が結構苦しかった。

午前9時くらいに就寝。